白く染まりゆく海の色が 遠くへ遠くへと伝うだろう 温くなった手押しこめて 世界がまわりはじめる ねえ泣きたくて夜の風に 埋もれてしまえたなら 泣きたくて目を閉じてる ただこのまま眠るよ いつか帰る場所の地図を広げ 誰かがその場所を暖めてる 鏡のない世界でも 君に映るのは何故 ねえ抱きしめて夜の風に 消えて行った声があった 抱きしめて手を伸ばせば 優しい夢の跡に 静かに残る 長い約束 ここにあるものを数えてた 宝物をなくして 何処まで行けるのだろう 泣きたくて夜の風は 私を誘い出すけれど 朝が来て目を覚ませば 漂うまま行き着くよ