口からもれた白い息と消えていった 空をかけてはすぐに向後(こうご)へ消えていった 大人たちは一つ一つを嘘と笑う いつも 哀れぬ声はもっと強くなれといいが 蔑む(さげすむ)声はもっと弱くなれといいが 僕の言葉一つ一つを空言(くうげん)と呼んだ いつも そらまだいつか、まだいつか そうやって追いかけて捕まえた 皆には見えなくて嘘つきに 何だ僕の中、僕のかく、僕の空 追いやって閉じ込めだ まだ消えてしまいそうだから 口からもれた白い息と消えていった 空をかけてはすぐに向後(こうご)へ消えていった 大人たちの一つ一つがいかに綺麗ても 僕はいらない まだいつか、まだいつか そうやって追いかけて捕まえた 皆には見えなくて嘘つきに 何だ僕の中、僕のかく、僕の空 追いやって閉じ込めだ まだ消えてしまいそうだから まだいつか、まだいつか そうやって追いかけて捕まえた 皆には見えなくて嘘つきに 何だ僕の中、僕のかく、僕の空 追いやって閉じ込めだ まだ消えてしまいそうだから