砂山の砂を 指で掘ってたら まっかに锖びた ジャックナイフが 出て来たよ どこのどいつが 埋めたか 胸にじんとくる 小岛の秋だ 薄情な女(やつ)を 思い切ろうと ここまで来たか 男泣きした マドロスが 恋のなきがら 埋めたか そんな气がする 小岛の矶だ 海鸣りはしても 何も言わない まっかに锖びた ジャックナイフが いとしいよ 俺もここまで 泣きに来た 同じおもいの 旅路の果てだ