夜の雨ふりやんだ 濡れてる街のやねやねに 月の光が 凍りつく 私はひとりで 意味のないことばを 思いうかべては つらつらと 流れゆく 風のない街角に たたずむあの娘は 月の影をあびて 青ざめた 夜の精 狂った街も夜になれば 不思議なくにへと 変わりゆく 青白い光に 鏡をのぞけば 暗やみににじんだ まぼろしが 浮かびでる 夜の雨ふりやんだ 濡れてる街のやねやねに 月の光が 凍りつく 狂った街も 夜になれば 不思議なくにへと 変わりゆく ルルル───