季節の変わり目つける 風が肩をなぞる 月影に浮かぶ街の 息づかいを聴く (interlude) やわらかな静寂ただよう この部屋はまるで 水の中水槽の中 そこに君がいた 名もなく儚く ぬけていくように 全てを忘れて ぼけていく 鼻先をつけて微笑む お互いの居場所ここだって 二人はその指絡めた 思いの底深く 揺らめく灯優しく つなげ合う鼓動果てなく 二人はさらなる奥へと 思いの底深くへと (solo) 猫のように背中丸め 眠る君を包む ありふれた日々に永遠の一コマが写る 朝日につかまるそれまではせめて 変わらずこのまま穏やかに 幸せ浮かべた時ほど 君はふと迷い震えた まぶしさのあまり思わず 終わりを描くから 後ろを見がちな心の その弱さすらも僕には 骨が折れるけど必要で なくてはならないもので 闇の中泳ぐ二人は 水面へと光浮かべる 照らされた憂い陰もが 泡のように消えた 鼻先をつけて微笑む お互いの居場所ここだって 二人はその指絡めた 思いの底深く 揺らめく灯優しく つなげ合う鼓動果てなく 二人はさらなる奥へと 思いの底深くへと 溢れることのないように 二人は鼓動重ねてく 切らせたタバコを買いに 外へて出てみたら 朝焼けに浮かぶ街の 息吹が聞こえた