涙貓はいつも夢見ていた 凍えようが摑むべき星を すべて賭しても彼は懼れ さえもなく手を伸ばすの 変わらず集う“君たち”に 僕は、過去の僕の粛清を自身に求める しかし、雪上のこと 足跡は殘る 言葉と共に 生理食塩水が君を蔽う 僕はまぶしく見つめるだけで とめどなく溢れるは あなたが存在してくれているから 鬼は、歌の量の概算を自身に求める しかし、泥土のこと 映像は殘る 歌詞を供に 看ずに貓を誘う 彼はまぶしく見つめるだけで とめどなく溢れるは 僕が守るべき存在 涙貓は怯え隠れるだけ 壊れそうで離せない自信 術をなくしつ彼は懼れの み持ちて手を伸ばすの それでいい 怖いのなら 目を瞑って手を伸ばせばいい 一番怖いのは 手足を自ら切斷してしまうことだ いつでも、貓は傍にいるよ 何もしないけれど 一緒にすべての感情を感じてくれるんだ 君にも僕にも 生理食塩水が君を蔽う 僕はまぶしく見つめるだけで とめどなく溢れるは 僕が守るべき存在 涙貓は怯え隠れるだけ 壊れそうで離せない自信 術をなくしつ彼は懼れの み持ちて手を伸ばすの 涙貓はいつも夢見ていた 凍えようが摑むべき星を すべて賭しても彼は懼れ さえもなく手を伸ばすの いつかは 必ず -Fin-