咲くは 一季節 鮮やかに 強く 淡く 咲いて ただ今を 色づけていく 幼い手を そっと 包んでくれた 華奢な 足を そっと 摩ってくれた 小さな その体 優しく 抱きしめてくれたね Ah 些細なことで また優しく 微笑んでくれたよね もう一度 あの笑みが みたいわ ここに咲く 小さな蕾に 消えた その笑みを その愛を Ah 照らしていくわ 消えそうな声で 掠れたエール そっと 握る手に 揺るぎ無き 愛が 夢を駆けた 背中をずっと 押してくれてたんだね Ah 今も 先も ずっと駆けていくから・・・ 咲くは一季節 鮮やかに 強く 淡く咲いて、ほら 今を 色づけていく 今 響いてく あの愛のように 少し 霞んだ 詩に 込めた あの頃の ねぇ 会えたかな 大切な人に 時に 今も 思い出す 穏やかな二人で 笑っていて