「きっと見(み)えない」 そう思(おも)い込(こ)んでいた ホントは 自分自身(じぶんじしん)を信(しん)じられずにいたから 月明(つきあ)かりのない夜(よる)は 君(きみ)の名前(なまえ)を呼(よ)んだ まぶたには君(きみ)の影(かげ) やさしくゆれるよ 夢(ゆめ)が終(お)わる前(まえ)で良(よ)かった 窓辺(まどべ)にいた君(きみ)を 見(み)つけられたから 君(きみ)と僕(ぼく)がこの星(ほし)で出会(であ)えた奇跡(きせき)は 偶然(ぐうぜん)じゃなくて すべてが決(き)まっていたこと 昨日(きのう)見(み)た景色(けしき)が 忘(わす)れられないように 大切(たいせつ)な思(おも)い出(で)を 心(こころ)に刻(きざ)もう 大人(おとな)になっていくことさえも 君(きみ)とならば こわくはない さよならを告(つ)げる 時計(とけい)が響(ひび)いて 笑顔(えがお)だけ抱(だ)きしめて 空(そら)を駆(か)けていこう 夢(ゆめ)が終(お)わった今(いま)も君(きみ)を 窓辺(まどべ)でいつでも 見(み)つけられるから 大人(おとな)になっていくことさえも 君(きみ)とならば こわくはない