[00:45.597] 作詞/作曲:平沢進 [01:11.223] かげろうは竜を切る武者の武勇をまねて [01:17.544] 舟を打つ波にぬきみの白刃をかざす [01:23.918] 飛ぶ鳥に目をやれば円陣の羽陽にゆだり [01:30.292] かしぐ帆に鳴るはすんでの幕の記憶 [01:49.884] はるか一なるものの鼓動の調べは降りて [01:55.735] 夢に知る説話に落とす身を飾る [02:02.214] 思い出は深く血の道に泡と立てば [02:08.431]抗えど逆潮はコスモの闇を降らす [02:15.118] はるか一なるものの鼓動の調べは降りて [02:21.492] 夢に知る説話に落とす身を飾る [02:40.744] 波寄せる浜で娘はうたた寝る [02:47.066] 空を切る居合いは寝唄のままに [03:06.945] 磯は竜巻きゃ命をさらう [03:13.084] 鳥の食む餌を雲間に投げてよ [03:19.171] 砂の間に間にてんでに果てて [03:25.518] 潮よ渦巻け一つの水に [03:31.605] 鼓動の調べは降りて [03:35.131] 小波大波数える鳥も [03:38.318] 暮れりゃ西へと群れ飛ぶ謎よ [03:41.479] ミクロマクロの仕掛けの中で [03:45.032] ここは故郷の階段なれば [04:23.327] 磯の香になかば寝る娘たちの唄に [04:29.466] かげろうの武勇は音をたてて眠る [04:35.971] はるか一なるものの鼓動の調べは降りて [04:42.266] 唄に咲く説話に落とす身を飾る [05:01.649] 磯は竜巻けば命さえさらう [05:08.049] 雛の食む餌を雲の間へ投げて