海辺は夏が終わる兆し 水面に白く溶けるため息の色 思えば一年の歳月 あたりまえに一緒だったね 迷路のよな日々 言葉失くして 最初の気持ち 忘れた 叫べばよかったよ “どうか行かないで!” ほら 振り返ってばっかり 月夜風 さまよう声 もう二度と戻れない日を求めて 散り散りに泣く波音 あたしの欠片 君をさがす 夢のあとさき あれから何か変わったかのかな? 移ろう風景に気後れして 二人で歩いた並木道 なんだか…手持ちぶさただよ 遠くで揺れてる 燈台の灯火 きれいすぎて痛いよ 時々 あたしを どうか想い出して 足跡消さないでいて 流星は 涙の跡 行き場を失くした心の雫 今はまだ笑えないよ あたしの欠片 震えてる 夢のあとさき 君の隣で幸せだったよ たくさんのありがとう 無駄じゃない きっと 嘘じゃない“事実” いつか 光になれ 群青の 空の彼方 想い出は ただの記憶になるかな きらきらと笑えるかな あたしの欠片 どこへ行く? 夢ならいいな… 月夜風 さまよう声 もう二度と戻れない事を知って 散り散りに泣く波音 あたしの欠片 君をさがす 夢のあとさき