光の向こうで 浮かんだその景色を 目を少し細め 記憶に詰め込む どこからか 聞こえる声 広い大地 夢が飛び交う 見えない速度で 螺旋を描いて 時空を越えて蜃気楼 幻と変わる前に 凍てついた冬も 燃えたぎる夏も 夕日に染まる懐かしい あの優しさを探して いつか消え失せる 一時それでもいい 生まれて残した 証があるなら 背中越し通り抜ける 天を仰ぐ風の囁き 言い訳も嘘も いらない世界で 強さを秘めた輝きは 真実だけを照らして 昨日よりもっと 今日よりもずっと 明日へ続く鮮やかな 架け橋を歩いてゆく 光に満ちた未来へ