シンデレラシンドローム 唄:りぶ 甘い甘い時の中で 確かな事は何もなくて 明日を告げる鐘の音に怯えて 心に積もる灰の中で 駆け下りる階段の途中 ガラスの靴は支えてくれないの 冷え切ったこの声が 綺麗な言葉でつむぐ嘘を 鏡の中で見ていたの 偽物ドレスで踊り続けるのを 12時を指した時計が 君の魔法を解いてゆくの 痛いよ 淡い色で塗りつぶした 景色が滲んでく 乾いて消えてく 甘い甘い時の中で 不確かな声にしがみつく 約束のない明日に怯えてる 心に積もる灰の中で あまりにも脆く砕けてく ガラスの靴の欠片が突き刺さる 破れてくこの心を 継ぎ足して 解(ほつ)れて 歪んでく 鏡の中でみていたよ "幸せ" の意味を忘れてゆくのを 12時を指した時計が 君の魔法を解いてゆくの 痛いよ 淡い色から順番に 消えてくの? キラキラひかるあの日々も 12時を指した時計が 君の魔法を解いてゆくの 痛いよ さよなら きっと見てたのは 幸せなマボロシ 12時を指した時計が 君の魔法を解いてゆくの 痛いよ 淡い色で塗りつぶした 景色が滲んでく 乾いて消えてゆく 終わり