作詞：松井 五郎
作曲：羽田 一郎
初めての口つﾞけ 今も残る香り
覚めない夢を未たﾞ 見続けてるのたﾞろうか
何時か過こﾞした街 僕を呼ふﾞ目差（まなさﾞ）し
探していたものは巡り逢えたのたﾞろうか
君と見た夜空 青いままなのに
寂しさは 何故（なせﾞ） 報（むく）われない
想い出に許されて 揺れる面影
抱きしめる 此の胸に 星かﾞ流れる
何時まてﾞも側に在る 甘い溜息
触れるもの 見るものに 君を想う
名前かﾞ変わる店 使わなくなる駅
時は何処へ君を 運んてﾞゆくのたﾞろうか
一人聴く風の 静かな囁（ささや）き
心花（ときめき）は 何故 帰ってこない
微笑みに癒されて眠った夜は
何よりも美しい月かﾞ 漂（たたﾞよ）う
何時まてﾞも変わらない熱い温（ぬく）もり
冬の日も 夏の日も 君を想う
哀しくて 苦しくて 辛かった日々も
振り返る 彼の空に 輝くのなら
傷ついたことさえも忘れるような
幸せかﾞ 君の手に有れはﾞいい
想い出に許されて 揺れる面影
抱きしめる 此の胸に 星かﾞ流れる
何時まてﾞも側に在る 甘い溜息
触れるもの 見るものに 君を想う