いつも待ち合わせた 錆び付いた歩道橋 そこから見える夕陽 ふたりでずっと眺めていた オレンジに染まる きみの横顔 今もまだ変わらず まぶたに焼き付いてる 見上げた空とも 見下ろす道とも あの日ふたりはひとつだった こうしていたいよ 離さないと言って欲しいけど 叶わない 時流れて きみがくれた言葉 頑張れってそれだけ わがままだってことわかってるよ 痛いくらい切なく 今ここで眺める 夕陽は何故だろ 滲んではぼやけて 全く見えなくて 重ねた手の平 素直になれずに 伝えられなかった言葉を 届けて欲しいよ 空に向け放つよ 二文字だけ どうか届いて もう一度 踏み出してみるよ 押してくれた背中の手の温もりが 今でも 見上げた空とも 見下ろす道とも あの日ふたりはひとつだった こうしていたいよ 離さないと言って欲しいけど でも 重ねた手の平 素直になれずに 伝えられなかった言葉を 届けて欲しいよ 空に向け放つよ そうきみだけ 今もきみが好き