作詞:水原由貴 作曲:小澤正澄 心の中まで冷たくなりそうな夜の都会(まち) 何をすればいいのか 分からないまま 毎日が過ぎてくよ 私だって本当は誰かのために生きてみたい でも器用になれない うまくやれない かじかんだ両手に 息をかけて 擦れ違う人達の波に紛れ歩き続けてた ふと空を見上げると もう1人の私がいる もっと強くなりなと 濡れた頬を叩(たた)く 泣いてなんかないよ… うれしいとかたのしいとか無邪気に笑えなくて いちばん大切な人の気持ちに傷を付けてしまった 走り過ぎる車のヘッドライトは意地悪に ひとりぼっちの影 映してゆくよ 自動販売機(じどうはんばいき)の コーヒーじゃなく 肌(はだ)のぬくもりで 凍えた身体を 暖めて欲しい こんな気持ちのままじゃ誰にも必要とされない 自分が変わらなくちゃ何も始まらない やっと気がついたよ ふと空を見上げると もう1人の私がいる もっと素直になれと濡れた頬を叩く こんな気持ちのままじゃ誰にも必要とされない 自分が変わらなくちゃ 何も変わらないね 涙はもういらない