[ti:Stardust] [ar:Sound Horizon] [al:Elysion~楽園幻想物語組曲~] [00:00.13]「彼女こそ…私のエリスなのだろうか…」 [00:04.61] [00:05.92]お揃いね私達 これでお揃いね あぁ幸せ…… [00:13.20] [00:19.38](StarDust) [00:21.28] [00:24.94]10.StarDust [00:30.25] [00:38.31]女は物言わぬ 可愛いだけの《お人形》(Doll)じゃないわ [00:42.35]──愛しい貴方解って? [00:44.74] [00:46.20]ちっぽけな自尊心(もの) 満たす為の道具じゃないわ [00:49.86]──月夜の《別人格》(Another)は勝手? [00:52.71] [00:53.89]首を絞めれば 締まるに決まってるじゃない [00:57.73]──月(Luna)が貴方を狂わせたの? [01:00.23] [01:01.69]だってしょうがないじゃない 愛してしまったんだもの [01:05.37]──星(Stella)が私を狂わせたのは何故? [01:09.24] [01:09.60]真っ赤な衣装(Dress) 真っ赤な洋靴(Heel) [01:11.36]真っ赤な口紅(Rouge) 真っ赤な薔薇(Rose) [01:13.40]すれ違う男達 誰もが振り返る… [01:17.24]左手には花束 右手には約束を 疾りだした衝動は もう止まらない… [01:25.01] [01:25.22]お揃いね私達 これでお揃いね あぁ幸せ… [01:32.57]貴方の白い衣装(Shirt)も 今は鮮やかな深紅(Scarlet) [01:40.45]お揃いね私達 これでお揃いね あぁ幸せ…… [01:47.84] [01:49.03]「…屑でも構わないわ、いつか星になれるなら、輝いてる?ねぇ…私輝いてる?」 [01:55.89] [01:56.23]「綺麗な星空ね」…それは艶やかな女のため息 [01:59.99]「君の方が綺麗だよ」…それは甘い男の囁き [02:03.43] [02:03.85]夜空を見上げる恋人達 ありふれた風景 [02:07.71]繰り返される恋模様 ほんの些細なこと [02:10.84] [02:11.59]そんな気紛れなひと時を 永遠だと信じたりして [02:15.05]そんな不確かなものを 運命だと信じたりして [02:19.33]泣いたり 笑ったり 愛したり 憎んだりして [02:22.83]その束の間 遥か過去の光に想いを馳せたりして [02:26.63] [02:27.03]あの星々はもう滅んでしまっているのだろうか? [02:30.47]それとも今もまだ滅びに向かって輝き続けているのだろうか? [02:34.64]光年という名の途方もない尺度の前では [02:37.66]人の一生など刹那の幻に過ぎないのかも知れない… [02:41.81] [02:42.59]──そんな些細なこと されど偶然とはいえ [02:46.49]嗚呼…偶然とはいえ彼女は見てしまった [02:50.41]お揃いの白い服を着て幸せそうに寄り添い歩く [02:54.18]彼と見知らぬ女の姿を…… [02:57.00] [02:58.19]お揃いね私達 これでお揃いね あぁ幸せ… [03:05.75]貴方の白い衣装(Shirt)も 今は── [03:09.75] [03:11.98]「何故…何故なの…何故なのよ──!!」 [03:15.96] [03:16.21]酸素に触れた赤は やがて黒に近づき示す [03:23.53]二人はもう永遠(とわ)に 一つにはなれないという事実を… [03:30.65] [03:31.03]凍てついた銀瑠璃の星々 燃上がる滅びの煌きよ [03:38.80]失くした楽園の夢を見る 私を導け《星屑の幻灯》(The Light of StarDust) [03:47.31] [03:47.64]──想い出を過去の光として埋葬出来ない限り [03:50.61]孤独な亡霊は荒野を彷徨い続けるだろう [03:54.13]女の手は悲しい程に短く星屑には届かない [03:58.08]嗚呼…その手を握り返したのは『仮面の男』だった── [04:02.58] [04:12.09] [04:16.07] [04:24.28] [04:29.58]~終わり~