「我々を楽園へ導ける箱舟は 哀れなる魂を大地から解き放つ 救いを求める貴女にArk を與えよう」 《Arkと呼ばれた物》(それ)は月光を受けて銀色に煌いた 想い出まで裏切った 冷たい言葉の雨 幸せだった二人 永遠(とわ)に屆かなくなる前に 「ねぇ…何故変わってしまったの あんなにも愛し合っていたのに」 涙を微笑みに換え詰め寄る 《Arkと呼ばれた物》(Knife)を握って ──愛憎の箱舟(Ark) 「さぁ…楽園へ還りましょう、お兄様…」