君が暗い街で探す たった一つ微かな光 明日も夢もありはしない 抗えぬまま 僕らは何も持たず 何も持てず ココロ、カラダ 全て捨てて 巻き込まれた渦の中で 生きてゆくのか この街が終わりを知ろうとしても僕は 何も守れるものは無くて 立ち尽くして 叫んだ ただ君を見ていた 不意にその涙溢れた ここに君がいないなら 何も信じられないから その声を聴かせて 哀しいほど優しい声を そして朝が来たなら どうか僕を探して 消えてしまう前に どうか僕を探して 静かな闇に全て 奪われても 生きていける そう信じていたのに 長い時が 僕を別人にして 君はもう気付けない 地面に堕ちた雫 何も許せるものが無くて 立ち止まって 叫んだ まだ君を見ていた 人知れず涙溢れた ここに君がいないなら 知りたいことはないから もう何も求めない この街にもう用は無い そして夜が来たなら どうか僕を忘れて 消えてしまう前に どうか僕を忘れて 時は廻(めぐ)りこの街には誰もいなくなり どこかで今日が記憶に変わっていく ここに君がいないなら 何も信じられないから その声を聴かせて 哀しいほど優しい声を そして朝が来たなら どうか僕を探して 消えてしまう前に どうか僕を探して