[00:24.56]ワルシャワの牢獄を抜けたら、 [00:32.56]たいまつの火を消して、 [00:36.20]ゆっくりと目を開けたのに [00:43.18]まだ迷いの森の中だった。 [00:50.62] [01:00.23]僕らは悪夢を見ていたみたいに汗をかいて、 [01:12.26]大蛇の怪物を手なずけた老人と共に歩くよ。 [01:26.15] [01:26.60]つないだ手が白く冷たくなった。 [01:37.57]いま彼女は目を細め、笑ったのさ。 [01:48.23]傘もさせないままで、いけにえの祭壇へ。 [02:03.74] [02:36.29]教祖はもう黙っていられない様子でさ、 [02:45.29]呪文を唱えだした。 [02:47.98]明日はわが身の僕らは誰も彼女を救えない。 [02:55.22]いま彼女は目を伏せて「生きたい」という。 [03:06.10] [03:06.39]雨はやまないままで、いけにえの祭壇へ。 [03:21.76]