[00:23.16]細長い坂を駆けた。 [00:33.59]重ね着のコートを脱いで駆け抜けた。 [00:48.62] [00:54.36]夕暮れの帰り道で、 [01:04.77]独り言をつぶやいている。 [01:13.83]君のいない街に初めての季節。 [01:24.13]伝え損ねたこと、もう覚えていないや。 [01:34.54] [01:34.76]茜色に染まるから、 [01:39.90]今日も明日もその思い出も。 [01:45.00]奇跡はいらない。 [01:50.31]荷物になっちまうでしょう。 [01:56.27] [01:59.49]気づいていた、僕のこころが [02:06.83] [02:09.93]新しい何かを求めはじめていることを。 [02:19.12]夜の匂いに変わったら、 [02:24.13]進む支度をはじめよう。 [02:29.71]奇跡はいらない。 [02:34.62]踏み出せなくなるでしょう。 [02:40.54] [02:45.20]そういえば、君が泣くのを見たことなかったな。 [02:55.38]そんなこと考えてたら、そりゃ日も暮れるよな。 [03:04.91] [03:05.44]よそ見してけつまずいても、今さらだ。 [03:13.01]振り向くことなかれ! [03:19.02] [03:21.82]茜色に染まったら、次の言葉をみつけよう。 [03:32.06]奇跡は起きない。理由がないからね。 [03:42.43]茜色に染まるから、今日も明日もその思い出も。 [03:52.91]奇跡はいらない。荷物になっちまうでしょう。 [04:04.11]