作曲 : 六十年目の東方裁判 ~ Fate of Sixty Years かすかに見える 罪の地平線 睨む暁儚くも 夢をみる 「遠い過去の事―」 何故人は罪を犯す 私欲・・・自分の為 生きる糧を見失いさまよう果て 拭えない声囁いて 抗えず流され 侵す罪 奈落に狂う 怯え叫ぶ声 闇にのまれて崩れゆく理と ひとつ咲いた花 何故人は罪を犯す 慈愛・・・誰かの為 永い時を支えられ愛する人 忍び寄る影 姿無く 奪われて失い 侵す罪 裁きを下す 金の天秤が 傾き落ちて流れだす理に 枯れて朽ちた花 氷の上に 並ぶ常の中 絡む人の手振りほどき均整に 添えた罪の花 奈落に迷い 歩む事を辞め 闇に任せてそびえ立つ理と ふたつ咲いた花