百年前の列車に揺られながら 軋むレールの音も心地いい あなたをこの目で見る為なら 息が詰まるような 熱帯の森の奥で コバルトの輝き 天界のはためき ユリシーズを 一度見たら幸せになる ユリシーズを 再び見たら幸せは逃げる ユリシーズを 三度見た者だけの永遠 この苦しみから 逃れに来ました ディジュリードゥのうねるような その響きが キュランダの村にこだまする時 閉ざした記憶が呼び覚まされる 笑っているような 熱帯の鳥の声が 探してる 蝶はここにいると 私に告げた ユリシーズよ 震える私の指に止めれ ユリシーズよ 遥かな旅路を誉めておくれ ユリシーズよ 三度現れて私に 奇跡を呼ぶ力をください ユリシーズ ユリシーズを 一度見たら幸せになる ユリシーズを 再び見たら幸せは逃げる ユリシーズを 三度見た者だけの永遠 この苦しみから 逃れに来ました ユリシーズ