太陽でさえ 凍りついたハートを 溶かせない筈だった 胸でクロスしたまま このうでは誰をも拒み続ける筈だった 投影されたホログラムだと わかっていてもここでまた君と巡り会い 溶けてほどけてゆく感覚は真実だから 恋はいつも真冬の花火 クールダウンしてたハートを 熱く揺さぶる そして君は 真夏の陽炎 近づくと消えてく 夢とばかりに 銀のため息を残して 神でさえ 信じていたいのに君の嘘を信じた また会うと言い残し 確かな自由を得た その目を見つめながら 恋はいつも 治らない傷 かさぶたのハートが 血をにじませている そして君は 眉をしかめて 背を向けて逃げてく 僕のせいじゃないと 後ずさりながら