夕べ咲いた花は静かに露を捨て 知らぬ顔でまたあの場所へ帰る オルゴールの音と香りを残し 何度でも繰り返すわ 思いは強く二人を繋いでいる あぁ、触れることさえ いつか傷を作るでしょう それでも どうかこの手を離さないで このまま溶けていきましょう 醒めることの無い夢の奥まで 二人で泳いでいくの 離れれば忘れるでしょう 再び会えば惹かれ合う 貴方はいつ私の名前を呼ぶでしょう?(それでも君の名前を呼べず) いつだってその日を待っているのに どうかこの手を離さないで このまま溶けていきましょう 醒めることの無い夢の奥なら 二人は結ばれるの? お願い どうかこの手を離さないで このまま落ちてしまうから 醒めることの無い 夢がもし、あるなら 貴方を連れていくの