河口恭吾 - 無常 夏の恋 終わって 空はまた乾いていく 十四時の船 見送り ひとりでただ海を見てた 太陽が波にゆれて 星のようにきらめいている 反射した光がいま 胸をあたためてく 愛して夢みて どこへ行ってしまうの どこへ消えてしまったの あなたは 思い出をさらう風が 秋の気配 はこんできた やさしさをなくした言葉 きみを大人した 僕らは夢みて どこへ吹かれていくの どこへ流れていくの 愛して夢みて どこへ行ってしまうの どこへ消えてしまったの あなたは おわり