ツユメロ - 164 あーあ 明日もまたざーざー雨が降るのかな お腹もすいたな あーあ 今日も昨日も誰とも話してないや パパともママとも この見慣れぬ街の喧騒で ひとりぼっちで 誰にも気づかれないのさ 僕を通り抜けていった 予約で埋まったその愛は 楽しそうにどこへ行くのかな 忘れられて消えていった そのくらいの存在の僕は 愛される夢をみてまた あした あーあ やっぱ今日はざーざー雨が降るのかな なんだか寒いな あーあ 結局今日も誰とも話せないんだ ちょっぴり寂しいな 僕のおうちはふやけてきて 行く場所などなくて 誰かを待つしかないのさ 悲しそうな声で鳴いた 「僕を拾ってください」と 雨音の中に響くかな 見向きもせず消えていった どこかへ向かう人たちが 振り向くのを願ってまた あした 僕の前に立ち止まった 僕に向けられたその愛は 嘘みたいに僕を包み込んだ 悲しみなど消えていった そのくらいの存在の僕は 暖かい愛の中で また あした