作曲 : 一志 作词 : 一志 遥かなる遠い記憶は 霧のなか朦朧と霞んで 数多ある 不可思議な 彼の日を導いて 穏やかな最期を夢にみて 泡沫の幻想の果て 抗えぬ運命を孕んで 交われぬ 擬かしさ 何時かの哀傷も 気がつけば微笑みへと還る 愚かな 過ち 幽かな 騒めき 何故 此処に居るのか 凡てが優しく 総てが煩わしく 鼓動と供に歪んで 時は流れて 誰しもが願う 幸福とは やすらぎとは 何処に在るのか 聲に託せば 消えそうな憶い 儚過ぎた 悲し過ぎた 命を浮かべて 夢幻のなか 一人 独りが眼を瞑って 间奏…… 哀しみは そう憎しみは 私の心をくすぐって 歓びは いえ愛しさは はらり はらり 昊へと浮かんで 春には雪融け 夏には鈴の音 時折寂しい風が 秋には彩り 冬には白い闇が 私の心に滲む 時に逸れて 誰しもが抱く 憐れみとは 刹那さとは 何処に逝くのか 聲に糾せば 逃げそうな想い 果敢な過ぎた 眩し過ぎた 命は薄れる 眠りの中 一人 独りが過去へとなる 時代はまた ぽつり ぽつり 語りだす