誰かさんみたいに上手に笑えないよ涙を 吹きなよ どれくらい声を嗄らせば届くのかわからない ささやかな革命を待て ひとかけらの復習 再生の果実になる 足枷を外そうか 東京 この街もまるで樹海のようだ いつだって死ねるよ 思えば お前の声は 雨音によく似ていた シェリー さめない夢を欲しがる幼さを シェリー 見透かす月に 屋根裏 こじ開けて 覗き込んだ秘密連れて 瞼の裏側で縛付けていた青空 シェリー 溺れるように生きると誓う場面 シェリー 探してあげる 叶わぬ願いじゃない かれない花束を 白い 骨に 名残 愛しい 迎えに いくよ 樹海へ 樹海へ