いつもの昼下がりに いつもと違う店で 流れる人の波よ 頬杖ついたままで そびえるビルの谷間 吹き降ろす風を受けて 舞い上がれ真昼の夢 僅かな時の中へ連れ出す 今なら いつもより上手く笑える 素敵な 午後の都会が広がるよ 手のひらに コイン一つ あなたに電話をしないね これからを占うなら 答えはいつもぐるみ 時計が気にならずに いつもを過ごせたなら あなたもきっと気づく 僅かな心の隙間に 今だけ 全て忘れていたいから この店 出てゆくまでのひと時よ 急いだ朝の後の ひとときの安らぎに かすかな夏の気配 コーヒーカップの中に残して 今なら いつもより上手く笑える 素敵な 午後の都会が広がるよ 今だけ 全て忘れていたいから この店 出てゆくまでのひと時よ