作曲 : 志仓千代丸 作词 : 志仓千代丸 打(う)ち疲(つか)れたこの鼓動(こどう)は 無力(むりょく)で儚(はかな)いもの 痛(いた)みは空(そら)よりも麗(うら)らかに アイヤーエエー オーアイヨー アイヤーエエー オーアイヨー 屋上(おくじょう)に空(そら)があった 風(かぜ)も、熱(ねつ)も、夢(ゆめ)も、明日(あす)も 空気中(くうきちゅう)に彷徨(さまよ)った 理想(りそう)、怒(いか)り、視線(しせん)、剎那(せつな) 渦(うず)を巻(ま)くような 暗(くら)く深(ふか)い場所(ばしょ) ジリジリ音(おと)をたてて 絡(から)め取(と)られ 數(かぞ)えきれぬ程(ほど)の瞳(ひとみ)が 全部(ぜんぶ)笑(わら)ったら 後(うし)ろの正面(しょうめん)その目(め)は誰(だれ)? アイヤイエ----- まるで闇(やみ)に描(えが)かれた 葉(かな)わない夢模様(ゆめもよう) 髪(かみ)を振(ふ)り亂(みだ)すような 気配(けはい)がざわめく やがてそこに訪(おとず)れた 両手(りょうて)に余(あま)る悲(かな)しみ 叫(さけ)びは高(たか)らかに 慈(いつく)しむほど 痛(いた)みは空(そら)よりも麗(うら)らかに 追想(ついそう)のディスペア アイヤーエエー オーアイヨー アイヤーエエー オーアイヨー 教室(きょうしつ)で誰(だれ)が笑(わら)う 染(そ)まる、嘆(なげ)く、抱(いだ)く、叫(さけ)ぶ 透明(とうめい)で目(め)に見(み)えない 意識(いしき)、言葉(ことば)、不安(ふあん)、未來(みらい) 訝(いぶか)る暗鬼(あんき) 真晝(まひる)の狂気(きょうき)は 口元(くちもと)が不自然(ふしぜん)に引(ひ)きつったまま おいでおいでされたら最後(さいご) さよならも言(い)えず 目(め)が合(あ)えば早(はや)い呼吸(こきゅう)になる アイヤイエ----- 打(う)ち疲(つか)れたこの鼓動(こどう)は 無力(むりょく)で儚(はかな)いもの 爪(つめ)で掻(か)きむしるような 僅(わず)かな殘像(ざんぞう) そして海(うみ)に落(お)ち込(こ)んだ 箱詰(はこづ)めのクォークと 放物線(ほうぶつせん)を描(えが)く 紅(あか)い軌跡(きせき)は 最上(さいじょう)の末路(まつろ)に彩(いろど)られ 追想(ついそう)のディスペア まるで闇(やみ)に描(えが)かれた 葉(かな)わない夢模様(ゆめもよう) 髪(かみ)を振(ふ)り亂(みだ)すような 気配(けはい)がざわめく やがてそこに訪(おとず)れた 両手(りょうて)に余(あま)る悲(かな)しみ 叫(さけ)びは高(たか)らかに 慈(いつく)しむほど 痛(いた)みは空(そら)よりも麗(うら)らかに 追想(ついそう)のディスペア アイヤーエエー オーアイヨー アイヤーエエー オーアイヨー 終わり