[00:38.97]ビルの谷間で月が止まった [00:49.59]タワーの点滅が秒読みを誘ってる [01:03.01] [01:07.76]万華鏡よりも多彩な顔の [01:19.37]夜の都会は 灯りの海に呑まれた [01:31.26] [01:32.30]女は答えを聴くように [01:41.70]胸に耳あてたまま [01:48.65]こんな夜景にナパームをぶち込むような [01:56.56]画面を浮かべた [02:00.26]灯りに染まる炎のシーツの中で [02:09.88] [02:12.03]抱き合いながら 分からなくなる [02:23.56]ひとつになって 分解し合ってる [02:35.63] [02:36.65]一度遠くを見たから [02:45.86]近くには戻れない [02:51.74] [02:52.84]女は生まれたばかりの姿で [03:01.04]絡む蔓になって [03:04.44]乾いた場所を避けて延びつづける [03:13.57] [03:39.08]カーテンの向こうのガラス窓に [03:44.62]一枚の絵のように貼り付いた決まりの現実がある [03:50.54]もうこの部屋と外をつなぐものは [03:54.00]何もないような気がした [03:57.07]no way, no way, there is no way. [04:02.90]こんな夜景にナパームをぶち込むような [04:11.20]画面を浮かべた [04:14.53]灯りに染まる炎のシーツの中で [04:24.13] [04:25.82]どうせいつかは砂漠に帰って行く全ての世界さ [04:32.08]女は何を聴きながら 夢の何処をさ迷う [04:37.98]熱にうなされながら こぼす言葉のような [04:43.79]no way, no way, there is no way. [04:49.77]こんな夜景にナパームをぶち込むような [04:57.84]画面を浮かべた [05:01.28]灯りに染まる炎のシーツの中で [05:12.39] [05:30.44] [05:56.20]おわり