マッチを擦れば おろしが吹いて 线香がやけに つき难(にく)い さらさら揺れる 吾亦红 ふと あなたの 吐息のようで… 盆の休みに 帰れなかった 俺の杜撰(ずさん)さ 叹いているか あなたに あなたに 谢りたくて 仕事に名を借りた ご无沙汰 あなたに あなたに 谢りたくて 山裾の秋 ひとり逢いに来た ただ あなたに 谢りたくて 小さな町に 嫁いで生きて ここしか知らない 人だった… それでも母を 生き切った 俺、あなたが 羡ましいよ… 今はいとこが 住んでる家に 昔みたいに 灯りがともる あなたは あなたは 家族も远く 気强く寂しさを 堪(こた)えた あなたの あなたの 见せない疵(きず)が 身に沁みて行く やっと手が届く ばか野郎と なじってくれよ 亲のことなど 気遣う暇に 后で耻じない 自分を生きろ あなたの あなたの 形见の言叶 守れた试しさえ ないけど あなたに あなたに 威张ってみたい 来月で俺 离婚するんだよ そう、はじめて 自分を生きる あなたに あなたに 见ていて欲しい 髪に白髪が 混じり始めても 俺、死ぬまで あなたの子供…