[00:00.000] 作词 : 長渕剛 [00:01.000] 作曲 : 長渕剛 [00:02.000] 编曲 : 長渕剛/瀬尾一三 [00:44.161]ギラギラと焼けつくコールタールの屋根に [00:51.559]むせかえる灼熱のあの夏の放課後 [00:57.661]俺たちはたくさんの自分を閉じ込めて [01:05.286]しゃぼん玉を青い空へ飛ばしたよね [01:11.571]七色に輝く俺たちの未来は [01:18.762]「信じる」とか「信じない」からかけ離れてた [01:25.323]何の疑いもなく陽炎といっしょに [01:33.108]天空へ確かにはじけず昇ったよね [01:39.694]あれは遠い、そう夏の日の午後 [01:46.375]広い校庭に水をまいた [01:53.584]決まって夕立のあと俺たちは [01:59.628]裸足のまんまで西陽を追いかけた [02:08.351]悲しかったけど… [02:17.433]泣きたかったけど… [02:23.734]「家族」という船に乗り [02:30.742]「孤独」という海に出た [02:37.356]「家族」という船が行き過ぎ、 [02:43.964]今「孤独」という魚になった [03:04.590]そばがらの枕と重たく湿ったふとん [03:11.938]吊した蚊帳をめくると苦しい夢をみた [03:18.516]天井には姉ちゃんのすすり泣きが響き [03:25.202]俺はじっと明日を垂直に考えてた [03:31.938]終業式の木造の校舎まで [03:39.008]明日はバスに揺られる最後の日だ! [03:45.873]割れた窓ガラスにセロテープを貼ろう [03:52.704]そして色あせたランドセルを川へ捨てよう [04:00.532]ひざまでザックリつかりハヤを追いかけた [04:06.732]気の遠くなるよな夕暮れまでの瞬間 [04:13.759]母親の夕餉の仕度と立ち昇る煙が [04:20.184]たまらなく嫌だったけど 明日が待ちどおしくて [04:29.744]つらかったけど… [04:37.268]悔しかったけど… [04:44.275]「家族」という船に乗り [04:51.058]「孤独」という海に出た [04:57.943]「家族」という船が行き過ぎ、 [05:04.541]今「孤独」という魚になった [06:07.744]農夫たちのぶ厚い人間の手のひらに [06:15.131]今日一日分のお椀を返したら [06:21.815]親父もお袋も姉ちゃんも俺も [06:28.498]やがて「ふるさと」という呼び名から離れて行くのだ [06:35.487]「さよなら」を言わなきゃいけない数の方が [06:42.291]出会いの数より多かったよね [06:49.209]親父の胸の草むらであの夏の日 [06:55.968]「もう母ちゃんを殴らないで!!」と約束をした [07:03.169]今ごろ貴方の父や母は [07:09.879]どこの空の下で泣いてるの? [07:17.384]貴方の人間は貧しくなんかない [07:23.691]いとおしくなったから生き急ぐのだ [07:33.123]逃げたかったけど… [07:40.645]死にたかったけど… [07:47.579]「家族」という船に乗り [07:54.368]「孤独」という海に出た [08:01.166]「家族」という船が行き過ぎ、 [08:07.986]今「孤独」という魚になった [08:23.203]白地に赤い日の丸 その父をたまらなく愛してる [08:30.913]白地に赤い日の丸 その母をたまらなく愛してる [08:37.551]白地に赤い日の丸 その姉をたまらなく 愛してる [08:44.425]白地に赤い日の丸 殺したくなるよな 夕暮れの赤 [08:51.528]白地に赤い日の丸 この国をやっぱり 愛しているのだ