嫌になっちまった 腹が立っちまった 理由もなく 家を出たんだ 公衆電話から "勇次"に声をかけ 待ち合わせた 16の夜 ガソリンスタンドの 自動販売機で 缶ビールを開け 二人 空をながめた 工場あとの 空き地へ続く道で タバコもみ消し 全てにつばを吐いた "勇次" あの時の 空を忘れちゃいないかい "勇次" あの時の エネルギッシュな お前が欲しい 帰りたい 帰れない 青春と呼ばれた日々に 戻りたい 戻れない 狭間で叫ぶ 俺がここに居る Na Na Na……… 裏通りのシアター 疲れ果てたダンサー 奴がもたれた レンガの壁に しみついた汗の 臭いは10年前の "勇次" お前を 想い出させてくれた 俺たちのプレイラウンドに 引いた あの時のライン 6秒フラットで 走るつもりでいたんだ 撃鉄がおとされ 俺たちは駆けぬけた 人生という 見えないゴールへ向かって "勇次" あの時の 空を忘れちゃいないかい "勇次" あの時の エネルギッシュな お前が欲しい 帰りたい 帰れない 青春と呼ばれた日々に 戻りたい 戻れない 狭間で叫ぶ 俺がここに居る Na Na Na………