春の終わりの晴れた空は 今日も柔らかな雲浮かべ 青葉を撫でるそよ風さえ そっと背中を押してくれる 何かなくすわけじゃない 壊れるわけでもない でも少し淋しい気もします 寝覚めた朝は清々しく 心は不思議と穏やかです 5月5日の藤沢市は いつもと変わらぬことでしょう 思えば世間知らずで 迷惑ばかりかけたよな 偉そうなことも言ってきたけど その身に宿した命は 愛を食べて夢を描く 与えてもらったこの名前に 恥じぬ様に真っ直ぐ生きて行きます 一生に一度の晴れ舞台で やっと大人になれるのかな ずっと考えていた きっと泣いちゃうだろうって、 それでも上手く笑えるかな、なんて この眼に溢れる涙は 喜びでも悲しみでもなく 愛する全てをただ讃える気持ちです この世界に生を受け本当によかった 「5月5日」 作曲∶揺紗 その身に宿した命は 愛を食べて夢を描く 与えてもらったこの名前に 恥じぬ様に生きてゆく これからも 不束な僕を叱って欲しい ずっと二人で見守って欲しい 変わらずに歳を重ねて欲しい お父さん、ありがとう。 お母さん、ありがとう。 貴方がいるから歩いてゆける 貴女がいるから笑ってゆける これからもずっと僕は二人の『子供』です 終わり