旅立つ日のことを きっと想像していただけさ、 それは形のない空に追いかけるような虹 貼りつくような風、走り出した 手を伸ばしても意味はないから 雲の隙間を埋め尽くす 世界は確かに君を連れていかなかった 連れていかないまま廻った そしたらそういう風に僕らの前から消えてしまって、 そして見えなくなった 旅立つ鳥のよう ずっと昔々のこと それは遠くで流れた日々を 堰き止めていた 世界は確かに君を連れていかなかった 連れていかないまま廻った そしたらそういう風に僕らの前から消えてしまって、 そして見えなくなった 風が吹いて 零れ落ちた 星の屑が行き先照らした 今から旅立つ君が、飛び出す鳥が追いかけた先の世界は まだまだ知らないから、まだ知らない言葉で歌えるから