禁じられた悲しみが 海の向こうで燃えている こんなに恋が 苦しいなんて 誰が 誰が 思ったでしょう 淋しい天使の爪のような 貝殻ひとつ てのひらにのせ 有明 夕焼け あなたの顔が 涙でかすむ ひとり旅です 人は誰もこの恋を 若く愚かと指をさす けれど人を愛することの どこが どこが あやまちでしょう 白壁くずれた街を過ぎ 淋しさだけを網棚にのせ 有明 夕焼け 私の希い かなえて欲しい 白い貝殻 有明 夕焼け 私の希い かなえて欲しい 白い貝殻