呑んで忘れる恋もある 酔うて淋しい酒もある 演歌里町埸末の夜は 通り雨さえ泣いて降る 生きるしあわせつかんでも すぐに别れる世のさため 人の女情とグラスの酒は 燃えたあとから醒めてくる 露路のギターを唿びとめて 呗に思い岀偲ぶ酒 胸に残るはまぼろしばかり 恋もむなしい演歌町