十二畳ダイニング 君を無くしても 記憶に重ねて 溢れて ねえダーリンもう戻れないの だってさ一人じゃ広すぎて ふと目に留まった明かりに そっと引き寄せられてくのは 帰りたくない寄り道と 足りない癒し成分のせい 犬でも迎えてみようかな 寂しいからって独り言 「一緒に住んでくれますか」 そんなつもりもないのに 問いかけたって虚しくなって 誰もいない部屋に慣れなくて ただいまだっておかえりだって 孤独に響いた 十二畳ダイニング 君を無くしても 記憶に重ねて 溢れて ねえダーリン もう戻れないの だってさ 捨てられないよ 今もずっとあの日のままの インテリアなんていらない ねえそんな 残さないでよ この先忘れられなくなる ふと目に留まった明かりに 私の部屋の窓からでさ 少し考えて気落ちする 消さないで今日出たこと 勘違いだってまわる世界の 真ん中にはいつも君がいて ダメなんだって気づいた瞬間 浜がとまらな 十ニ置ダイニング 君を隠しても 嫌でもそこに浮かべちゃって ねえダーリン 今なにしてるの 想いの深さを知る もうきっと他の誰かに 知らない表情見せたりして ねえそんな嘘だと言ってよ 溶けてく一人きりの夜に —End—