目覚めた時から繋がれた手は 離れることを知らないもので そっと生まれた空間も ほっと埋まれる繭の様 幾日 幾年 共に居られるのだろう 今 在ることを 宝物にしよう うとぅきさま ぬ かぶゆる あすば とぅもに ながみてぃ  (お月様がいる夜を  明日も一緒に眺めたい) この身が溶けても 魂は惹き合う てぇようさん や うくると よこにきみ ぬ いりがよ (お日様の目が覚めて  隣に君がいることを知る) 息をするように 僕ら背中合わせ からだの内から紡いだ歌は 忘れることを知らないもので ふっと風に乗せてみれば そっと応える君の声 幾日 幾年 共に居られるのだろう 月の色した 君の髪が揺れる はな ぬ さくんすがみてぃ みらりなこと あがとおと (花が咲き開く朝を  迎えられたことに感謝しよう) 絡んだ糸でも 繋がっていればいい ほじがわるば そらで わたちゃぬ みぃ やきつけ (星が瞬く空も  二人で目に焼き付けよう) 千切れた糸でも 縒り合せればいい きみ な てぃよと あーきゃ な てぃきよ うとぅきさま ぬ かぶゆる あすば とぅもに ながみてぃ この身が溶けても 僕ら背中合わせ てぇようさん や うくると よこにきみ ぬ いりがよ 息をするように 魂は惹き合う 息をするように僕ら背中合わせ