作曲 : mamomo 作詞 : mamomo そびえ立つ 高い壁をまた 食い入るように見てた 僕らは 大人になれないのだという 「いつの日か、降り積もる雪が、街を埋め尽くす」 「キオクできない、ボクには関係ないから あの宝物を、早く探しに行こう」 白く染まった世界で 何も見えなくなって 凍えそうな身体で 互いの存在を 確かめあうように もがくように掴んだ 左手の温もりは 微かに まだ残っている 「ねぇ、どうして、昔の人は世界をドクに変えてしまったの?」 「壁の外にある、豊かな大地に 僕らのこの手が、届くことはもうない」 意味を失くした世界で 死んでるように息を吐いた かつて「自然」と呼ばれた 壁の向こうの景色を 白く染まった世界が すべて洗い流して 消え去るまえに残した 笑顔を まだ覚えている