影落ちて茜咲く部屋 古ぼけた本に焦がれる 遠く響く祭囃子 目を閉じて記憶重ねる 知らない事知るのが いけない事だなんて 知らないだからもっと 深く奥の未知へ ページめくる度に 新しい出会いと 現実どの壁に 取り残されていく 枯れぬ桜も 深紅の月も この目に映らない 氷の華に 消えるスキマに この手で触れてみたいの 思考広がる 本が刻んだ 不可思議幻想郷 想いだけふわり 浮かんで消えた . 知らない事知るのが いけない事だなんて 知らないだからもっと 深く奥の未知へ ページめくる度に 新しい出会いと 現実どの壁に 取り残されていく 永久の身体も 叫ぶ炎も この目に映らない 潜む水面に 誘う音色に この手で触れてみたいの 回路繋がる 本が刻んだ 不可思議幻想郷 想いだけふわり 浮かんで消えた .