何者にもなれない僕は 僕をいつか愛せるのかな 選ばれなかった僕を嫌う僕は どんな答えを出すんだろう。 編曲:やみくろ 神様ってのが居るなら 才能ってのがあるなら きっと僕はそういうものに 選ばれなかったんだろう。 人並みに夢は見るものの 人並みの事が出来なくて 僕は僕をやめたくなる けれど心が呟いた そばにいてよ、生きていたいよ。 何者にもなれない僕は 僕のままで生きていかなきゃ。 選ばれなかった僕を嘲笑(わら)う声が 脳内を埋め尽くしても。 神様ってのが居るのなら 救いなんてのがあるなら 弱い僕はそういうものに 選ばれたがってたんだ。 諦めを現実と呼んで 平気なフリだけうまくなって 僕は僕をやめたくなる すると心が叫んだよ。 ここにいるよ、生きていこう。 何者にもなれないままに 足掻く僕は滑稽としても 選ばれなかったなんてもう言わないよ、心は僕は選んでたから。 何者にもなれないでいい。ずっと僕は僕を生きるよ。 選ばれなくても僕を信じてくれた そんな〈心〉を選ぶよ。 何者にもなりたくないよ。 掛け替え無い僕になるよ。 嘲笑(わら)わられてるくらいがちょうどいいさ。歓声に変えてみせるよ。 神様が居たとしても 才能があったとしても そんな曖昧なものには もう頼ろうなんてしないから 〈生きる〉を選んだ僕へ 〈僕〉を選んだ心へ 伝えたいことがあるんだ。(弱さも、痛みも抱えて、ねぇ) 「生きていくよ。」