消える 消えるんだ 僕らの信じたこと だから だからね 触れた手はそのままで 夕方が朽ちていく 終わらないでほしいんだ夜が 小さな灯を 部屋に灯そう すべて照らさないように 愛だとか 言葉にしなくてもわかるように ねぇ すべてを笑顔に詰め込んでよ こぼれるくらい こぼれるくらい 揺れる 揺れたままの 言葉は置き去りで だから 本当のことを 言えなかったりするんだな あの時ついた嘘は 叶えられそうもない願いで この小さな 小さな灯を守ることがすべてで 悲しいとか そうじゃなくて たどり着けた喜びで ねぇ 僕らは取り過ぎて行くことを まだ願うばかりだ どうして 手を離したんだろう どうして 乾いてしまうんだ涙 あ いつかは 忘れたりするんだろうか あ あなたも 僕のことを忘れたりするんだろうな 言葉に しなくてもわかるから ねぇ すべてを 笑顔に詰め込んだなら 笑い合おうよ 笑い合おうよ そのすべてを おわり