うつろな目の猫 迷いながら路地裏へ 図書館の庭では 異世界への扉が開く 手にした幸せは 空中ブランコの上で 掴み取れないもの 思い描いていた理想の日々 積み重ねた歴史の分だけ描く 通り過ぎてゆく時間の中だけ走る うつろな目の猫 駆け抜けてゆく夜の街 映画館の裏では ファンタジックな空想が回転する 手にした幸せは 空中ブランコの上で 伝えきれないもの 思い描いていた眠りの中 積み重ねた歴史の分だけ描く 通り過ぎてゆく時間の中だけ走る 放り込まれた喧騒の中では泣いて 目も耳もこの両手で全部を塞ぐ 手にした幸せは 空中ブランコの上で 掴み取れないもの 思い描いていた理想の日々 積み重ねた歴史の分だけ描く 通り過ぎてゆく時間の中だけ走る 放り込まれた喧騒の中では泣いて 目も耳もこの両手で全部を塞ぐ 塗りつぶされた水彩の絵画には 眠らない夜に見る夢を描いた