作曲 : 黒うさP 作词 : 黒うさP 今温(ぬく)もりが消(き)えたその後(あと)で ぼくらの願(ねが)いも嘘(うそ)になるならば 「行(い)かないで」 君(きみ)の声(こえ)が木霊(こだま)して 全(すべ)てを忘(わす)れていく (一(ひと)つの出会(であ)いが生(う)み出(だ)す、新(あたら)しい物語(ものがたり)。) (一人(ひとり)の少年(しょうねん)との出会(であ)い) (過去(かこ)を見(み)つめなおした少女(しょうじょ)) 四角(しかく)い箱(はこ)に取(と)り残(のこ)された 揺(ゆ)りかごは酷(こ)く無機質(むきしつ)で 重(おも)たくなって零(こぼ)れたはずの 愛(いと)しさがそれでも残(のこ)った 僕(ぼく)の言葉(ことば)が僕(ぼく)の心(こころ)が 暖(あたた)かく君(きみ)を照(て)らして いつか届(とど)くのなら 今(いま)振(ふ)り向(む)いて視線(しせん)が絡(から)んだ そんな瞬間(しゅんかん)も罪(つみ)となるならば 「聞(き)かないで」何(なに)も話(はな)したくないよ 全(すべ)てを忘(わす)れても このまま 繰(く)り返(かえ)す色(いろ)のない世界(せかい)でまた 飽(あ)きもせず傷(きず)を増(ふ)やしてく サヨナラがいつかくると知(し)っていて 行(い)き場(ば)もなく彷徨(まよ)う 長(なが)い時間(じかん)を費(つい)やしている 砂(すな)のお城(しろ)とは知(し)りながら それでも今日(きょう)も積(つ)み上(あ)げていく いつか壊(こわ)す日(ひ)がくるまでは (たとえ、結末(けつまつ)がわかっていても) 例(たと)えば今夜(こんや)昔(むかし)見(み)ていた 同(おな)じ光(ひかり)の月(つき)さえも (なぜ…!?) いつか変(か)わるのなら あと少(すこ)しだけ隣(となり)にいさせて 夜(よる)の帳(とばり)がおちてくそれまでは 「泣(な)かないで」一言(ひとこと)が胸(むね)を叩(たた)き 留(と)まる事(こと)もなく 互(たが)いの 気持(きも)ちなら誰(だれ)よりも強(つよ)く 分(わ)かり合(あ)えてると信(しん)じていたこと 幻想(げんそう)が作(つく)り出(だ)した未来(みらり)図(ず)に 僕(ぶく)らの夢(ゆめ)が滲(にじ)む どうすれば微笑(ほほえん)んだの? (自(みずか)らの過去(かこ)の清算(せいさん)) こんなんじゃ笑(わら)えないよ? (繰(く)り返(かえ)そうとする少女(しょうじょ)) この声(こえ)が届(とど)く様(よう)に もう一度(いちど) もう一度(いちど) (繰(く)り返(かえ)して欲(ほ)しくないから…) (少年(しょうねん)が離(はな)れぬように…) 僕(ぼく)の言葉(ことば)が僕(ぼく)の心(こころ)が 暖(あたた)かく君(きみ)を照(て)らして いつか輝(かがや)くなら 今(いま) 温(ぬく)もりが消(き)えたその後(あと)で ぼくらの願(ねが)いも嘘(うそ)になるならば 「行(い)かないで」 君(きみ)の声(こえ)が木霊(こだま)して 全(すべ)てを忘(わす)れても このまま 繰(く)り返(かえ)す色(いろ)のない世界(せかい)でまた 君(きみ)のこと愛(いと)しく思(おも)うよ (「あなたは、繰(く)り返(かえ)しては駄目(だめ)だよ。」) サヨナラがいつかくると知(し)っていて 行(い)き場もなく彷徨(まよ)う