广重写眞馆が今日で终わるって そんな风な贴り纸がしてあったって 寂しげに君が言うあのショーウィンドウには 町中の思い出が饰られてたっけねって 父と母の结婚式の写眞も 妹の七五三の晴れ着姿も 何故か广重の浮世絵とショーウィンドウに 一绪に并べられてたっけ あれやこれや アインシュタインのお気に入りって 自慢してたエーテル仕挂けの水饮み鸟の隣 多分ガーベラらしき ホンコンフラワーの下で微笑んでいた 振り袖姿の君 ああ ときめきはそこからだったね 广重写眞馆が今日で终わるって 喜楽亭のコロッケも终わっちゃったし 町中が寂しがってるどのショーウィンドウにも 子供の姿が映らなくなったっけねって そうだこれから二人で写眞撮りにゆこう “だって普段着なのに”と君は言うけど 普段着のままでいいあのショーウィンドウに 仆らを饰ってもらおうよ 结婚しようかって闻いた 野球帰りの子供达と すれ违う时どこかでモクセイの香りがした 风吕屋の烟突の上に白い月ふと振り仰げば ヒロシゲ・ブルーの空 ああ ときめきはこれからだからね 广重写眞馆が今日で终わるって そんな风な贴り纸がしてあったって 寂しげに君が言うあのショーウィンドウには…