[ti:パンプキンパイとシナモンティー] [ar:さだまさし] [al:] [00:00.00] 作曲 : さだまさし [00:01.00] 作词 : さだまさし [00:12.57]二丁目の交差点から17軒目で [00:15.54]時々走って2分と15秒 [00:21.28]平均112、3歩目に我等の [00:23.43]コーヒーベーカリー『安眠』がある [00:30.11]お人好しのマスター三十六 [00:32.46]独身の理由は [00:34.68]引っ込み思案で 照れ屋でまぬけの [00:36.49]複雑な性格による [00:38.87]コーヒーは確かにうまい でも僕等男には [00:43.51]理解出来ないが娘等は ここのかぼちゃパイが [00:46.95]美味しいという [00:50.41]パンプキンパイとシナモンティーに [00:54.61]バラの形の角砂糖ふたつ [00:59.11]シナモンの枝でガラスに三度 [01:03.69]恋しい人の名を書けば [01:08.14]愛が叶えられると 娘等は信じてる [01:22.57]ミスパンプキンのいつもの座席は [01:24.81]窓際のゴムの木の向う側 [01:31.11]背は高からず 低からず 容姿端麗 [01:34.45]彼女は僕等の憧れの的 [01:39.92]実は不敵にもマスターがこのマドンナに恋をした [01:45.19]まぬけないじらしさ見たさに [01:46.59]授業の抜け出して来てるのに [01:49.50]ちっともらちがあかないマスターは [01:51.76]照れ屋でまぬけだから [01:53.71]たった一言かけた言葉が [01:56.64]事もあろうに「毎度ありがとう」 [02:00.77]日頃のお世話に感謝をこめて [02:05.10]僕等はまたまた授業抜け出して [02:09.47]シナモンの枝でガラスにラブレター [02:13.95]ミスパンプキンに差し出した [02:18.63]ところが急に店を飛び出した彼女の [02:27.33]背中とマスターの半ベソ交互に見くらべ [02:36.26]僕等は立場失くして [02:41.84]ひたすらうろたえた [02:52.81]それからしばらくしてマスターは [02:55.61]お陰さまで嫁さんをもらった [03:01.56]相手がミスパンプキンかどうかは [03:04.26]ああいう性格だから白状しなかった [03:10.44]ただそれから僕等の待遇が [03:12.74]良くなった事と [03:15.20]僕等の追試が決まった事の [03:17.26]他には変わりは無い [03:19.72]2代目ミスパンプキンはなかなか現われないけれど [03:24.47]此頃すこうし僕等にもかぼちゃパイの [03:27.22]味が解ってきたところ [03:31.10]パンプキンパイとシナモンティーに [03:35.57]バラの形の角砂糖ふたつ [03:40.05]シナモンの枝でガラスに三度 [03:44.37]恋しい人の名を書けば [03:48.84]パンプキンパイとシナモンティーに [03:53.27]バラの形の角砂糖ふたつ [03:57.70]シナモンの枝でガラスに三度 [04:02.19]恋しい人の名を書けば