[00:25.500]水の中は冷たかろう 空行く鳥が聞く [00:38.200]池の底では寂しかろう 水辺の草は言う [00:51.100]赤いドレスに結んだ 白いリボンが [01:03.800]魚の口で解かられて 水面に浮かんだ [01:41.600]一人旅ではつまらなかろう [01:48.200]汽車が煙をはく [01:54.300]当て所も無ければ切なかろう [02:00.700]田んぼで蛙が鳴く [02:07.400]あるの日差しで膨らんだ 宿屋の壁には [02:19.700]駅へと向かうバス停の影が伸びていた [02:57.200]見知らぬ顔がてじゃくする [03:02.900]風が街を吹き抜ける [03:09.700]まだ今日も笑いながら 夕陽が沈んで行く [03:21.200]あの山の上に浮かんだ白い雲の中に [03:33.500]北と帰る鳥の群れが隠れて消えていった [04:10.500]水の中は冷たかろう 空行く鳥が聞く [04:22.700]池の底では寂しかろう 水辺の草は言う [04:34.800]赤いドレスに結んだ 白いリボンが [04:47.300]魚の口で解かられて 水面に浮かんだ