君(きみ)のことを想(おも)う そのたび 上手(うま)く息(いき)ができない 本当(ほんとう)の自分(じぶん)を隠(かく)して 何(なに)が欲(ほ)しいんだろう 一番(いちばん)の理解者(りかいしゃ)なんて 笑顔(えがお)見(み)せるから 一(ひと)つまた嘘(うそ)がこぼれた 君(きみ)が好(す)きなのに... この君(きみ)が枯(か)れるまで 言葉(ことば)にしたい 言(い)えないまま 押(お)さえてた鼓動(こどう) 涙(なみだ)溢(あふ)れてく 愛(いと)しさが強(つよ)がりに変(か)わってしまう 気付(きづ)いて... 狭(せま)い空(そら)の下(した)で 私(わたし)は君(きみ)を見(み)つめている 優(やさ)しさに時(とき)に無常(むじょう)だと 身体(からだ)のどこかで知(し)り 人(ひと)ごみで感(かん)じた寂(さび)しさ そばにいるのにね 改札(かいさつ)をすり抜(ぬ)けてゆく 私(わたし)のこのキモチ 宛(あ)てもなく揺(ゆ)れるばかりで 君(きみ)へと手(て)を振(ふ)るよ 飛(と)び込(こ)んだウソツキに身(み)を任(まか)せて どこへ行(い)こう もどかしさ募(つの)るほど臆病(おくびょう)になるよ 胸(むね)の奥(おく) 口(くち)ずさむ永遠<とわ>の世界(せかい) いつの日(ひ)か 同(おな)じ未来(みらい)に会(あ)いたいと願(ねが)う私(わたし)がいる この声(こえ)が枯(か)れるまで 君(きみ)のことを想(おも)ったなら その胸(むね)にたどり着(つ)く? そばじゃない、隣(となり)がいい 愛(いと)しさが強(つよ)がりに変(か)わってしまう それでも 狭(せま)い空(そら)の下(した)で 私(わたし)は君(きみ)を見(み)つめている 終わり